たかひろ日記 市房山の麓から 〜自給自足を目指して〜

ドラマーです。 熊本県球磨郡の山奥に空き家と農地と山を借り、水は山から引き、ガスと電気を繋げず、自給自足を目指しています。 キーワード ・ドラマー・自給自足・自然農・移住・山暮らし・オフグリッドなど

竹の屋根の掘っ建て小屋と五右衛門風呂を作る(後編)

掘っ建て小屋に竹の屋根を葺きます。

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葺き方は、PinterestというアプリやYouTubeで検索してヒントを得ました。

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Pinterest • 世界中のおしゃれアイデアまとめ

 

まず、裏山に竹を伐りにいきます。

 

本当は竹には伐り時期というのがあって、旧暦でいう8月あたりという事です。

昔の言葉で、木六竹八塀十郎(きろくたけはちへいじゅうろう)という言葉があり、旧暦でいう木は六月、竹は八月、塀は十月に...という昔の人の知恵の言葉であります。

 

最近では、竹細工職人などが真竹を伐るタイミングは10月の新月と聞いています。

 

竹や木は時期に伐らないと、栄養や水分を沢山含んでいて、虫喰いが入ったり腐りやすくなるそうです。

 

しかし自分はしょうがないので、今のタイミングで伐ります。

 

早速竹を伐ります。

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バリバリバリ……

 

バッサーン!!

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できるだけ真っ直ぐな3〜4年目の竹を選んで、20本くらい伐りました。

 

伐った後は長さを揃えて、枝を落としていきます。

 

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後で屋根を葺いてみて反省したのですが、竹も意外と曲がっていて、妥協して刈ってきた竹なんかは、曲がりで組むことが出来ず、全体の3分の1は使えませんでした。。。

それから、やはり太さも揃えた方が良いですね。やりながら勉強です。

 

鉈で半分のところに割れ目を入れて、木杭を使って半分に割っていきます。

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節は勢いをつけて割っていきます。

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パカ!!

 

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割れました!

 

 

私が使ったのは孟宗竹で、かなり重くて硬くて長い竹なのですが、いくら重くても表面はツルツルで、屋根にした時にストッパーがないと竹が滑り落ちてきてしまいます。

Pinterestなどで見つけた設計図では、横に竹を通して全体を留めていましたが、自分としては1つずつ留めていきたかったので、竹に小さな穴をあけて、そこに節のついた竹を細くカットしてはめ込み、屋根の土台(木)にひっかける事にしました。

この方法はたまたまYouTubeで発見しました。

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Uの字を交互に組んでいきます。

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いい感じ。

 

しかし途中で竹が足りなくなり、追加で伐りにいきました。

 

結構重いので、運ぶのが大変です。

 

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いい感じに出来てきました。

 

全体が葺き終わったところで、五右衛門風呂の風呂釜をレンガの土台に乗せてみます。

風呂釜は結構重いので、木の棒を渡してゴロゴロ転がして運びました。

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いい感じですね!

風呂釜の水平をとります。

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(レンガの間に隙間を埋めるために粘土をいれています)

 

おぉ。段々と様になってきましたね。

 

それから、竹が台風などで飛ばないように、丸のままの竹を上の方と下の方に二本、屋根を抑えて括りつけました。(画像なしですが、下の画像で、下の抑えが少し見えます)

 

次は、流れてきた雨を受け止める樋を設置します。

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(下が樋。上に見える竹は抑え。)

こんな感じ。

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水が下に落ちるところにも、竹の節を鉄の棒で抜いてから設置しました。

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下は水が跳ねないように小石をしきつめました。

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とりあえず、竹の屋根の掘っ建て小屋は完成としましょう!(後から壁などもつけるかもしれないけれど)

 

次は、五右衛門風呂の周りに据える石を運び、組んでいきます。

 

この石がまた重くて、めちゃめちゃ運ぶのが大変でした。

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(めちゃくちゃ重くて、ガタン!…ゴトン!…と、転ばしながら運びました。ひっくり返すのも一苦労です。)

人力で石垣を組んだりしていた昔の人を本当に尊敬します。。。

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(後ろの柱は追加して3本にしました。)

 

全体が組み上がったところで、赤土と藁で練った粘土を石と石の隙間に埋めていきます。

 

(…が、実は今は赤土を取り除いて、セメントで仕上げています。最初は、赤土粘土の上から漆喰を塗る予定でしたが、いろんな人のブログをみたところ、漆喰でも流石に風呂には耐えきれないようでしたので、予定を変更しました。)

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煙突も設置して、竹の脱衣所も作りました。

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いい感じです!!

 

ということで、風呂を沸かして、初風呂に入りました。

バケツで水を運びました。

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燃えます!燃えます!

いい感じです。が、気づいたら辺りは真っ暗でした。

ランプの灯りで、鹿の鳴き声を聞きながら風呂に入りました。

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水が柔らかくて、とても気持ちよかったです。

 

最近は竹を使って水を入れていますよ!

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(赤土粘土がセメントになっている↑)

 

これで、お風呂は出来上がりました。

完成!!

 

ご観覧ありがとうございました。

 

次はトイレか、囲炉裏の部屋のフローリングか、、、

 

乞うご期待!